蒼天航路。
三国志の中でも一際異才を放つ魏王・曹操を主役に据えたこの漫画。
もともと三国志を「長すぎる」という安直な理由で敬遠していたのを、この作品でもう一度トライしてみた。
面白い。
中盤から余りにも神がかった采配を振るう(いやもう出だしの許緒加勢の時点でそうだが)曹操どんにやや引いてしまうが、それでも面白い。
腹心・郭嘉の臨終に際し、
「王とは自分がまずこんなごちそうを食べたい、と思い描き、それから材料・調理法を思案するもの!」
とゆー意味のことを曹操が語るシーンがあるが、ここで田中角栄の事を思い出した。
以前読んだ田中角栄の本の中で、盟友・大平正芳との人格を比較する描写があり、
「田中はこれを作るためにはあとブロックが幾つ必要だ!と思考するタイプで、大平はここにブロックが幾つあるから、これらで何が作れるか!と思考するタイプだ。」
との記述があった(確か)
おそらく後者は受け入れやすいタイプのリーダーだが、人が本当に憧れる、特にその人物が生きている間は嫉妬し、死後はその反動か非常な憧れを示すのは前者なのだろう。
もっとざっくり割り切れば、世のため人のためとか考えず、「これだ!俺が人生をかけてやり遂げるものはこれだ!」というものを心中に燃やし続けている人物が前者で、そうでないのが後者なのだと思う。
ハンニバルやカエサル、信長、田中角栄、そしてイチローは前者だ。
・・・
何を言いたいのか(笑)
自分も早く「これだ!」を見つけねばなるまいて・・・
というわけで蒼天航路、サラリーマン金太郎とセットでどうぞ♪
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